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なぜ産科医が水事業を始めたのか?
 

現役の産科医が水会社 風(かぜ)を突然に興したキッカケは、3・11の福島原発事故でした。水が放射能に汚染されている心配があるので人工乳はひかえて完全母乳にしてください、と厚労省が発表したからです。私は自分が生まれ育った自宅の裏山に、昔から腐れないきれいな水が出る事を知っていたので、4月初めにはボーリングをはじめ、福島の赤ちゃんに一刻も早く粉ミルクを溶かす安全な水を送ってあげようと考えたのです。

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赤ちゃんは「水」が命です。

 

赤ちゃんの体重の約80%は水です(大人は60%)。つまり、赤ちゃんは水で出来ているといっても過言ではありません。赤ちゃんは大人以上に水なしに生きていけません。子宮内の胎児は、母親の血液から水と栄養をもらって成長します。ところが、お産と同時にへその緒を切断された赤ちゃんは、自分の力(吸啜)で水と栄養を母乳から摂取しなければなりません。ところで皆様は、母乳は分娩後3日間、ほとんど出ていない事をご存じでしょうか。赤ちゃんの体重が出生時から生後3日~5日間減少し続ける理由は、母乳がほとんど出ていない証拠です。医学的には赤ちゃんの体重減少は生理的現象と安易に考えていますが、真実は母乳分泌不足による飢餓(脱水+栄養不足)によるものです。とくに、完全母乳で哺育された赤ちゃんの体重が10%以上も減少するのは、間違いなく母乳分泌不足による脱水と飢餓が原因です。日本では、厚労省が母乳育児推進運動を始めた時期に一致して、発達障害児が驚異的に増えています。発達障害を防ぐ為には、母乳が出始めるまでの生後数日間の脱水と飢餓を如何に防ぐかにかかっています。厚労省が生後間もない赤ちゃんの脱水と飢餓を防ぐための安全対策(予防医学)を導入すれば、発達障害(自閉症)は激減する筈です。

●動画1.保育器の中で糖水を飲む赤ちゃん(生後1時間目)

●動画2.母乳を生まれて初めて飲む赤ちゃん 母乳は出てるのかな?・・・

●動画3.人工ミルクを飲む赤ちゃん、飢餓から赤ちゃんを守るために

院長推薦 温めるケアで発達障害を予防(TNC スーパーニュース 2013年9月)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本人は水道水をなぜ飲まなくなったのか


日本の水道水の塩素量は世界一

 

日本の水道水への塩素投与量は世界で一番多いと報告されています。ところが、水道水への塩素の大量投与が、人間の免疫工場である腸に害を及ぼし、腸内細菌叢(腸内フローラ)を破壊しているのです。また、アトピーなどのアレルギー性疾患の子供が増えたのも、塩素が関与している可能性があります。アトピーの人をプールにいれると症状が悪化するからです。

■塩素を水に入れると、さまざまな化学反応の結果、酸素を放出します。このとき放出される酸素は酸化力が強く、強烈な殺菌作用を発揮します。塩素の殺菌力は、大腸菌の棲息を一つも許さないほど強いと言われています。ところが、悪者扱いにされる大腸菌は腸内細菌叢腸(腸内フローラ)を形成する重要な役割を果たしているのです。

■水道水の塩素は、腸内細菌叢(腸内フローラ)の免疫機能を弱める腸は人体最大の免疫工場であり、免疫は病気や老化を防ぐ働きをします。免疫機能は腸内細菌叢によって活性化されていることから、腸内フローラが塩素によって破壊されると免疫力は弱まります。水道中の塩素が人間にとって不利益な点は、腸に共生する腸内細菌叢(腸内フローラ)の善玉菌を減らし、悪玉菌を増やすことです。善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れ、悪玉菌が多くなった時に、免疫力は低下するのです。

■大腸菌は、腸に入り込んだ有害な病原菌の排除、食物繊維の分解、ビタミン類の合成、大便の形成など、重大な働きを担っています。水道への大量の塩素投与が腸内フローラを壊し、免疫力を弱め、健康を損なっているのです。日本の水道水の問題点は、塩素投与量に制限がないことです。日本でも外国と同様に、水道水・プールへの塩素投与量の上限値を設ける時期が来たと考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<硝酸態窒素について>
日本の浄水場の水は細菌や硝酸態窒素(肥料・動物の糞尿・産業廃棄物))などでひどく汚染されています。その細菌を殺すために日本の水道水には世界で最も多い「塩素」が投与されています。塩素は発がん性物質としてだけでなく、アトピーなどのアレルギー性疾患の危険因子として注目されつつあります。
一方、赤ちゃんに最も危険な「硝酸態窒素」は、いくら塩素を投与しても、加熱殺菌しても除去する事ができません。硝酸態窒素は逆浸透膜で除去するしか他に方法がありません。雨水を濾過する森林の環境汚染がこのまま進めば、日本の水は逆浸透膜で濾過した人工的な水(RO水)しか飲めない時代がやがて来るでしょう。われわれ大人は、未来の子供たちの健康を守るためにも安全・安心な水を確保する義務があります。未来の赤ちゃんを守るためにも産科医である私は自然環境保護の大事さを世に発信します。

 

水道水の水質基準省令の改正等について

 

水道水の水質基準改正に係る食品健康影響評価(亜硝酸態窒素)に基づき、「水質基準に関する省令」(平成15年厚生労働省令第101号)に定める水質基準項目に「亜硝酸態窒素」が追加された。 平成26年4月から施行された。
「亜硝酸態窒素 の基準値」:0.04mg/L 以下

■硝酸態窒素について
動物の糞尿、畜産排水や化学肥料などに含まれている窒素が分解されてできます。化学肥料に含まれている窒素は、土中で微生物などによって酸化され、硝酸態窒素に変化します。これが地下水に侵入したり、水道水として使われることで、硝酸態窒素は家庭にまで到達しています。

 

■亜硝酸態窒素 の危険性
乳児が汚染された井戸水により、メ トヘモグロビンの過剰による酸素欠乏症(ブルーベビー症候群)になり、死亡したケースも報告されており、厚生労働省からは、硝酸態窒素が水質基準への見直し要件に適合することから、「硝 酸 態 窒 素」を水質基準として位置づけるとともに、関係する省令、告示等を改正するとの通達がなされた。

 

■乳児メ トヘモグロビン血症とは
硝酸態窒素を含む水を煮沸して飲んだり、この水で粉ミルクを溶かしたりすると、硝酸態窒素が赤血球のヘモグロビンをメ トヘモグロビンに変える。メ トヘモグロビンは酸素を運ぶことができないので、これを乳児メ トヘモグロビン血症、別名「ブルーベビー病」と呼ぶ。硝酸態窒素はブルーベビー病の原因になるばかりでなく、「発がん性物質」にもなる。

 

●硝酸態窒素の水汚染(2007年2月現在)(食品と暮らしの安全HPより)
 

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