top of page
なぜ医師が水事業を?
現役の産科医が水会社 風(かぜ)を突然に興したキッカケは、3・11の福島原発事故でした。水が放射能に汚染されている心配があるので人工乳はひかえて完全母乳にしてください、と厚労省が発表したからです。私は自分が生まれ育った自宅の裏山に、昔から腐れないきれいな水が出る事を知っていたので、4月初めにはボーリングをはじめ、福島の赤ちゃんに一刻も早く粉ミルクを溶かす安全な水を送ってあげようと考えたのです。
生後間もない赤ちゃんの飢餓(脱水+低栄養)が発達障害の原因と考えていた私は、ためらうことなく水会社を設立したのです。
国(厚労省)と日本医師会は1993年から母乳育児を強く推進しましたが、完全母乳の赤ちゃんは母乳分泌不足のため栄養が不足し生後数日間は「飢餓状態」に陥っています。飢餓、つまり水不足(脱水)と栄養不足(低血糖・重症黄疸)は、生後間もない赤ちゃんの脳の発育に害を及ぼす事が外国だけでなく、国内の学会誌でも報告されているのです。それでも厚労省は産婦人科医の反対を押し切り、「授乳と離乳の支援ガイド」を公表しました。それを機に福岡市では、発達障害児が驚異的な早さで増え続けているのです。厚労省と学会は、出生直後のカンガルーケアと完全母乳を見直そうとせず、それどころか、さらに推進しようとしています。厚労省の「授乳と離乳の支援ガイド」の柱である母乳育児の3点セット(完全母乳・カンガルーケア・母子同室)はなぜ赤ちゃんに危険かをこのホームページでご説明します。
bottom of page